今回は「写ルンです」などのフィルムカメラでおなじみの「富士フイルム」が、デジタルカメラへの移行の危機をどうやって乗り越えたのかを見ていきます。
富士フィルムといえば有名なのは「フィルムカメラ」です。
タイトルにもあげた「写ルンです」以外にも、チェキという名前でおなじみの「instax」、カメラのネガフィルムなどを製造・販売しています。
その特徴は売上にも反映されています。
そんな富士フイルムの2000年度売上を見てみると、売上の54%は写真事業によるもので、大きく依存していることがわかります。
しかし、そんな写真事業に未曾有の危機がやってきます。
ご存知の通り、デジタルカメラのやカメラ付き携帯電話の普及を背景に、フィルムカメラの需要は2000年以降急落。2000年度から2010年度の間に、カラーフィルムの需要量は1/10以下になりました。
富士フイルムはこの主力事業の市場縮小という危機を、どう乗り越えたのでしょうか?
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・富士フイルムの起源は〇〇
・「写ルンです」最盛期の1997年には〇〇万台販売
・写真事業の売上は19年で〇〇%減少
・「〇〇」と「〇〇」で危機を乗り切る
・写真事業の売上に占める割合は54%から〇〇%に低下