今日もやっていきます。今回は、「Eストアー」「ネクソン」「DeNA」「ファンコミュニケーションズ」「クックパッド」「エン・ジャパン」の6社について、ざっくりとチェックしていきます。
まずはじめに、ECサイトの構築支援やネット通販の総合支援を行う「Eストアー」です。
増収増益で、営業利益が27.4%伸びています。【Eストアー】平成30年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) https://t.co/HldDchnDCS
— 決算短信bot (@tanshin_bot) 2018年2月8日
売上高38億1500万円(前年比+6.8%)
営業利益4億1900万円(前年比+27.4%)
営業利益率10.98%
決算短信の説明によれば、増収の要因は「マーケティング事業」が続伸したこと。
増益の要因は、「業績成果によるものではなく、近い将来の利益増を見据えた人材や販売促進の投資が計画通りに進められなかった」ためとのこと。
マーケティング事業では、ページ制作や宣伝広告のアウトソーシングを受託しており、売上高は8億4150万円(YoY49%増)と増大。
販売システム事業(ショップサーブ)では、市場が過当競争になっているため、新規営業をECでのポテンシャルが見込める顧客店舗の獲得にシフト。
顧客店舗数は減少し、ストック売上は14億円(YoY-5.4%)、フロー売上は15億円(YoY+4.2%)となっています。
契約件数は1万5000件程度にまで減少しています。
こちらは前四半期の資料ですが、マーケティング事業の売上比率は21%まで増加しています。
現在の株式時価総額は102億円で、現預金は31億円あります。
バランスシートを見る限り、借入金は特になさそうなので、EV(企業価値)は71億円。
上期時点の営業キャッシュフローは1億2228万円、固定資産の支出が5617万円なので、フリーキャッシュフローは6611万円。一年に換算すると、1.3億円のキャッシュを生み出せることになります。
続いて、PC向けを中心にオンラインゲームを展開するネクソン。