比較サイトからホテル向けSaaSに転換!営業利益率50%にまで収益性を改善した「手間いらず」

手間いらず

今回は、「比較.com」から社名を変更した「手間いらず」についてまとめてみます。


2003年に「比較.com」として設立され、比較サイト「比較.com」を運営開始。

2006年には早くも東証マザーズに上場すると、2007年に(有)プラスアルファ(「手間いらず!」を運営)を子会社化。(2009年に統合)

そして2017年に社名を「手間いらず株式会社」に変更しています。


2006/6期以降の業績を見てみましょう。

売上高は9億円と、過去と比べてそれほど高いわけではありませんが、営業利益率が50%ととても高くなっています。

今回の記事では、「手間いらず」のビジネスモデルや決算数値について調べてみたいと思います。


売上の内訳

「手間いらず」のビジネスモデルについて見る前に、会社全体の売上の内訳を見てみます。

かつては「インターネットメディア(=比較.com)」がメインの売上でしたが、2007年に「手間いらず」を買収してからどんどん比率が増加。

直近では売上の92%が「アプリケーションサービス(=手間いらず)」によるものとなっています。


「手間いらず」のビジネスモデル

それでは「手間いらず」とはどのような事業なのでしょうか?

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