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東インド会社が源流!香港を牛耳るコングロマリット「ジャーディン・マセソン」の全貌に迫る

  • アヘンを密輸する貿易商社として設立
  • 投資部門の売上が全体の80%以上
  • インドネシアの自動車市場を支配する「Astra」が傘下
  • 自動車販売が事業部門の業績をけん引
  • 資産全体の40%が投資不動産

今回取り上げるのは香港に拠点を置く「ジャーディン・マセソン」です。

(公式HP)

2018年9月に上場した「テノ.ホールディングス」池内比呂子社長の経歴に「ジャーディン・マセソン」という見慣れない企業名があり気になって調べてみると、驚くことにその源流はイギリス東インド会社にあるといいます。

彼らはアヘン戦争にも深く関わっていたとか。

今回は設立から170年以上が経った今もなお強大な影響力を持つ巨大企業「ジャーディン・マセソン」の全貌に迫っていきたいと思います。


アヘンを密輸する貿易商社として設立

ジャーディン・マセソンは1832年、Scots William Jardine氏とJames Matheson氏の2名によって中国・広東で設立されました。

東インド会社による中国貿易の独占状態が終わった後、イングランドへ茶の輸出を開始します。

(Jardine Matheson Group History)

同時にアヘンの密輸も行なっており、ジャーディン・マセソンのロビー活動がアヘン戦争勃発の引き金になったとされています。

ちなみに、彼らが香港で稼いだ資金をイギリスへ送金するために設立されたのが「香港上海銀行(HSBC)」です。

アヘン戦争終結後に香港へ本社を移転し、上海にもオフィスを設立して貿易事業を本格化させました。


1854年に日英和親条約が結ばれると、日本への進出も開始しています。

横浜で日本初の外国商業会館をオープンしたのはジャーディン・マセソンで、幕末に活躍したトーマス・グラバーも社員の一人です。

(グラバー園)

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