中華圏がユニクロ売上の1/4に!倉庫の人員90%削減にも成功した「ファーストリテイリング」2018年8月期4Q決算

ファーストリテイリング

今回はファーストリテイリング(証券コード:9983)の2018年8月期4Q決算をまとめていきたいと思います。

四半期ごとの業績をチェックしてみると、4Q(6月〜8月)の売上高は4,259億円に。

ユニクロの四半期売上は特徴的な推移となっています。

ユニクロの売上には1Q(9月〜11月)2Q(12〜2月)3Q(1〜3月)と徐々に売上が下がっていく季節性があります。

冬場のほうが単価が高く夏場は単価が低いため、4Qにかけて売上は低下傾向となるようです。

対前年の成長率は10.9%で、着実に成長していることがわかります。

営業損益にも季節性が見られ、4Qは営業利益が出ていません。

しかし、4Qの損失額は減少傾向にあり、今四半期の営業損失は26.8億円となっています。


ファーストリテイリングの売上において約8割を占めるユニクロ事業では、地域別の売上構成比に大きな変化が。

2010/8期は国内比率が89%でユニクロ売上の大部分を占めていました。

海外売上は11%程度でしたが、そこから年々比率が上昇し、今期は51%と遂に国内売上を上回っています。


中国の1店舗あたり売上が大幅に増加

ユニクロの海外売上を四半期で追ってみると、18/8期4Qは1,800億円まで増加しています。

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