国内決算は今日がヤマです。その中で気になったインターネット企業を10社選んでみました。
なるべく深掘りせずにポイントを絞ってザックリと把握していきます。
まずはスマホゲームを提供するアカツキ。
【アカツキ】平成30年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) https://t.co/8aQzwx4tum
— 決算短信bot (@tanshin_bot) 2018年2月14日
売上高159億8100万円(前年比+109.1%)
営業利益79億600万円(前年比+150.3%)
営業利益率49.47%
売上、営業利益ともに前年の2倍以上に増えており、すでに前年の通期売上を超えています。
四半期で見ると、売上高は58億円弱で前の四半期と同規模となっています。そうすると、4Qはどうなるのかというのが大きなポイントになります。現在の状況はどうなっているのでしょうか。
国内ゲーム事業は過去最高の売上高を記録したとのことで、まだ伸び続けているようです。
海外はどうでしょうか。
海外向けの売上は2Qをピークとして少し凹んでいます。とはいえ、前年同期と比べると売上、利益ともに2倍以上に増えています。
財政状況を見ると、総資産259億円に対して現預金は167億円あります。借入金と社債がそれぞれ30億円ずつあり、全部合わせると62億円ほど。時価総額は815億円なので、EV(企業価値)は710億円と計算できます。
キャッシュフロー計算書は3Qでは公開されていませんが、上期までを見ると25億円のフリーキャッシュフローを稼いでおり、年間で50億円ほどにはなりそう。
続いて、ポイントサイトを軸に、仮想通貨や投資事業にも手を広げているセレス。通期の決算です。