アプリ起動だけでハーゲンダッツ1個分!テンセント出資のニュースアプリ「Qutoutiao」が新規上場
中国で急成長するニュースアプリ「Qutoutiao」の新規上場が発表されました。
創業者のEric Siliang Tan氏は清華大学から中国のハイテク研究機関・中国科学院へ進み、人工知能分野の博士号を取得。
2006年にYahoo!でエンジニアとしてのキャリアをスタートし、ソーシャルリクルーティングサービス「Wealink.com」のCTO、オンラインゲーム大手Shanda Groupの広告事業トップなどを歴任しました。
2013年にオンライン広告サービスを展開するAdIn mediaを創業します。
その傍らでニュースアプリ「趣头条 Qutoutiao(英訳: Fun Headlines)」を開発し、2016年6月にサービスの提供を開始しました。
アプリリリース直後から人気が爆発し、2016年のoppoアプリストアで4位、vivoアプリストアでは5位にランクイン。
2017年にはレノボストア『最も影響力のあるアプリ』など数々の賞を受賞しました。
2018年3月にテンセントやシャオミから2億ドルの資金調達を実施し、評価額が16億ドルに達してユニコーン企業の仲間入りを果たします。
そして2018年8月、NASDAQへの上場が承認されました。
ローンチからわずか2年ですが、アプリをインストールしたユーザーの数は加速度的に増加しています。
今四半期の3ヶ月間だけで約3,500万人が新たにQutoutiaoをインストールしており、インストール総数は1.3億人に到達しています。
創業からの業績推移を見てみましょう。