最近のベンチャー企業っぽくない経緯をたどったWebアンケートツール「SurveyMonkey」が新規上場
オンラインアンケートサービス「SurveyMonkey」を展開する「SVMK, Inc.(以下SurveyMonkey社)」がNASDAQに上場することが発表されました。
SurveyMonkeyはいわゆる「週末プロジェクト」としてRyan Finley氏の自宅アパートで1999年に始まりました。
Ryan氏は音楽制作会社でエンジニアとして勤めており、お客さんのフィードバックを簡単に集めるためのサービス「SurveyMonkey!」を開始。
2004年には「SurveryMonkey.com LLC」として法人化され、兄弟のChrisとともに会社を運営します。
事業は順調に拡大したものの、2008年にプロの経営者にバトンを渡すべきだということに気づき、ベインキャピタルなど未上場ファンドの資本を注入。
そして招かれたZander Lurie氏が2009年からボードメンバーに加わり、2016年1月にはCEO職を引き継ぎます。
現在はFacebookのシェリル・サンドバーグ氏をはじめ、アメリカのテック業界のそうそうたるメンツが経営陣に名を連ねています。
創業者が事業を立ち上げてプロ経営者に引き渡すという面ではアメリカらしい成長をとげてきたSurveryMonkeyですが、まずは売上規模についてチェックしてみましょう。