営業利益率30%を維持しながら事業領域を拡張!「じげん」2019年1Q決算まとめ
今回は、さまざまなカテゴリーでインターネットメディア事業を展開する「じげん」の2019年度Q1決算をチェックしたいと思います。
6月に東証一部へ市場変更してから初の決算となりました。さっそく業績を見ていきましょう。
まずは全体の状況について。
今四半期の売上高は30億1000万円と、四半期ベースで初めて30億円を突破しました。
これまで、階段状にだんだんと売上を増やしてきたことが見てとれます。
特に4Q(1〜3月)に売上が増える傾向にあります。
次に、売上成長率(前年同期比)です。
ここのところは成長率が下がり気味でしたが、今四半期は20%成長に回復。
営業利益は9.8億円と、前年からプラス15%拡大しています。
こちらも売上と同じく、階段状に成長していることが分かります。
営業利益率は32.4%と、高い収益率を続けています。
こうしてみると、売上がふえる4Qに少し利益率が下がり、そのあと回復するというサイクルを続けているようです。
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企業とユーザーのマッチングプラットフォームとなり、送客による成功報酬をおもな収益源としています。