サムスン電子とはどんな会社なのか?意外と知らない歴史と業績、事業構造について探る!

注目企業

世界の注目企業について調べるシリーズを始めたいと思います。

第一号はサムスン電子。世界で最も多くのスマートフォンを製造する企業でありながら、韓国を代表する財閥企業でもあります。

しかし、その経緯や実情はよくわからないというのが正直なところではないでしょうか。

ということで、まとめてみたいと思います。

サムスン・グループの歴史

まずは、サムスン自体の歴史的背景をチェックしてみます。

創業

創業は1938年、イ・ビョンチョル氏が韓国の大邱(テグ)で事業を開始したことに始まります。

当初は、韓国の乾燥魚、野菜、フルーツなどを中国の満州や北京に輸出する貿易業から始まりました。

その後、自社で製粉機や菓子製造機などを所有するようになったとのこと。最初は食品産業からのスタートだったんですね。

サムスンという名前は「三星(Three stars)」を意味する韓国語とのこと。

エレクトロニクス産業への参入

事業を拡大するにつれ、サムスンは保険など他の事業領域に拡大していく中、1969年に「Samsung-Sanyo Electronics」を設立しています。

明確な記録を見つけることができませんが、どうやら三洋電機との合弁だったのではないかと思います。

こちらの論文(サムスングループの形成と成長における日本からの影響)には、サムスンが電子産業に投資する決心をしたのには、サンヨーの井植歳男会長のアドバイスが大きかったと書いてあります。

イ・ビョンチョル氏は、早くから輸出産業として育てていく必要性を感じていたようですね。

電子産業への参入当初は、国内市場向けに白黒テレビの製造を行なっていたようです。

その後、洗濯機や冷蔵庫、電子レンジなどの家電製品の製造に広げていく中で、並行して重工業や石油化学、ファインケミカルなどの産業にも進出していきます。

グローバル化とハイテク企業への転身

1980年代には韓国国内だけでなく、グローバル化にも着手し始めます。

1987年にはテクノロジー分野への集中投資を進め、研究開発拠点として「Samsung Advanced Institute of Technology」を設立。

同じ頃、創業者のイ・ビョンチョル氏が亡くなり、息子のイ・ゴンヒ氏が会長に就任します。

この辺りから、サムスンはすっかりエレクトロニクス企業へと転身しているようです。

1992年には中国に製造拠点をもうけ、64M DRAMや250MB ハードディスクドライブ、携帯電話システムなど、自社で色々な技術を開発していきます。

1993年には最初のDVDレコーダーも開発しており、韓国を代表するハイテク企業としての地位を確立していきます。

サムスン電子の現在の事業

歴史的経緯についてはなんとなくわかったので、次はサムスンが現在、どんな事業を展開しているかについて調べます。

サムスン電子には、現在大きく次の3つのビジネス・セグメントがあります。

Consumer Electronics (CE):家電製品

コンシューマー・エレクトロニクスはその名の通り、一般向け家電製品です。

テレビや冷蔵庫、洗濯機など、日本人がいわゆる「家電」と言われてイメージするような製品がここに含まれます。

IT & Mobile Communications (IM)

これは、モバイルやネットワークなど、ITに関わる製品を販売する分野です。スマートフォンもこの中に含まれます。

2016年は携帯、スマートフォンでマーケットシェア世界一、タブレットとスマートワッチでは世界2位を取っています。

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