営業利益率33%の再生可能エネルギー企業、レノバの事業を分析!

レノバ

今年上場した再生可能エネルギー事業を展開するレノバという会社があります。


レノバは東京・千代田区に本社をおく企業で、2000年に環境・エネルギー分野での調査・コンサルティング事業を目的に(株)リサイクルワンとして設立されました。

2013年には再生可能エネルギー事業への参入を踏まえ、商号を(株)レノバに変更。

2016年より、プラスチックリサイクル事業に関わる子会社の全株式を譲渡し、再生可能エネルギー事業に特化した、という経緯を持っています。


再生可能エネルギーという分野自体はわりと注目されていますが、それほどホットとされている領域ではありません。

ただ、気になったのはその利益率の高さです。

2017年5月期の売上は82億円とまずまずの規模ですが、EBITDAは50億円で、収益性を測るEBITDAマージンは61%にも達しています。

営業利益自体もおよそ28億円あり、営業利益率は33.8%に上ります。

再生可能エネルギーという「あまり儲からなさそう」な分野で、どうしてこれだけ高い収益性を実現しているのでしょうか。

創業以来の売上高推移を見ると、2015年まではそれまでのメイン事業だったプラスチックリサイクル事業が収益のほとんどを占めていました。

それが2016年、2017年と瞬く間に大きく成長し、コア事業に変わっていることがわかります。

レノバのビジネスモデル

そもそも、レノバの再生可能エネルギー事業とはどんなビジネスなのでしょうか。

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