Nintendo Switch販売で世界トップシェア!しかし業績悪化にあえぐ米国のゲーム専門店「GameStop」
今回は、アメリカを中心に欧米でゲーム専門の小売店を展開する「GameStop Corporation」についてまとめます。
GameStopの起源は1984年に創業された教育用ソフトウェアの小売販売会社「Babbage's」です。
1987年、Babbage'sはテレビゲームの販売にいち早く目をつけ、NINTENDO64の販売を開始し、今の業態が始まります。
現在、GameStopは世界最大のゲーム専門小売チェーンとなっており、世界中を巻き込む大ヒットとなった「Nintendo Switch」の販売代理店としても世界一の規模を誇っています。
直近は伸び悩んでいますが、毎年100億ドル近くの売上、6億ドル程度の営業利益をあげています。
今回は、Gamestopの沿革や、決算数値についてまとめてみようと思います。
ソフトウェア販売会社として創業
GameStopの起源は1984年にテキサス州で創業した教育用ソフトの小売販売会社「Babbage's」です。
1987年、Babbage'sはゲームの販売に目をつけ、NINTENDO64の販売を開始。5年後には、ゲーム販売事業が会社の売上の3分の2を占めるまでになります。
Babbage'sは1988年に上場し、1994年には書店チェーン「Barnes & Noble社」の立ち上げたソフトウェア販売会社「Software社」と合併するなど、拡大を続けます。
しかし1996年に経営状態が悪化し、破産処理手続が始まります。