ソニーの事業セグメントと収益の内訳

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ソニーの事業セグメント

ソニーの事業は「MC(モバイル・コミュニケーション)」「G&NS(ゲーム&ネットワークサービス)」「IP&S(イメージング・プロダクツ&ソリューション)」「HE&S(ホームエンタテインメント&サウンド)」「デバイス」「映画」「音楽」「金融」「その他」からなる。めちゃ多くてややこしい。

MC(モバイル・コミュニケーション)

携帯電話やインターネット関連サービス。ソニーモバイルコミュニケーションズやソネットで展開。

G&NS(ゲーム&ネットワークサービス)

ゲーム機やソフトウェア。ソニー・コンピュータエンタテインメントなどで展開。

IP&S(イメージング・プロダクツ&ソリューション)

さらに3つに分かれる。

デジタル・イメージング・プロダクツ:コンパクトデジタルカメラ、ビデオカメラ、一眼カメラなど

プロフェッショナル・ソリューション:放送用・業務用機器

メディカル:医療用・研究用機器

HE&S(ホームエンタテインメント&サウンド)

さらに「テレビ」「オーディオ・ビデオ」の2つに分かれる。

デバイス

さらに「半導体(イメージセンサーやカメラモジュール)」「コンポーネント(電池や記録メディア)」の二つに分かれる。

映画

映画製作、テレビ番組製作、メディアネットワークに分かれる。ソニー・ピクチャーズエンタテインメントで展開。

音楽

音楽製作、音楽出版、映像メディア・プラットフォームに分かれる。ソニー・ミュージックエンタテインメントなどで展開。

金融

生命保険、損害保険、銀行。ソニーフィナンシャルホールディングスやソニー生命、ソニー損保、ソニー銀行で展開。

その他

その他、PC事業や海外ディスク製造事業など。


セグメント別の連結従業員数

当然、エレクトロニクスに従事する人が88500名と一番多く、7割を占める。その他、映画に8700名、音楽に7900名、金融に9400名。全体では12万5300名いる。

セグメント別の業績

まずは売上。

意外とばらけてる。MC(モバイル)が1.1兆円、G&NS(ゲーム)が1.5兆円、IP&S(カメラなど)が7112億円、HE&S(テレビやAV)が1.1兆円、デバイス(半導体や電池)が9358億円、映画が9381億円、音楽が6176億円、金融が1兆円を売り上げている。

続いて営業利益。

利益ベースで見ると、金融事業が最も大きく1565億円を稼いでいる。続いてG&NS(ゲームなど)が887億円、音楽が873億円、IP&S(カメラなど)が721億円などなど。