GMOペイメントゲートウェイの事業セグメントと収益の内訳

今朝はGMOペイメントゲートウェイについて見てみる。

全体の業績は鬼のように成長している。売上高は100億円を超えたばかりだが、この勢いや決済という成長分野であることを考えるとまだまだ伸び続けるとみていいかもしれない。

GMOペイメントゲートウェイの時価総額は今日現在1924億円と、親会社GMOインターネット(1442億円)よりも市場から高く評価されている。


GMOペイメントゲートウェイの事業は、「決済代行事業」「金融関連事業」「その他」の大きく3つに分類される。

1. 決済代行事業

EC事業者などとクレジットカード会社などの決済事業者の間の決済情報をつなぎ、加盟店はクレジットカード決済、コンビニ収納、電子マネー、Pay-easy、代引、口座振替、PayPal、キャリア決済、ネット銀行決済、他通貨決済などが効率よく実現できる決済代行サービスを提供。

ビジネスモデルは次の2つ。

・直接加盟店契約

加盟店に対して決済システムを提供し、各決済事業者と決済情報をつなぐ。

加盟店と決済事業者との契約は個別に締結され、加盟店の売上代金は決済事業者から加盟店に直接入金。

GMO-PG側はサービス利用料として、「初期導入費用(イニシャル売上に計上)」「カスタマーサポート費用」「管理費用の定額月次固定費」「データ処理件数に応じた従量課金(ランニング売上に計上)」の4種類の収入を得る。

・代表加盟店契約

加盟店と決済事業者の間で決済情報をつなぐほか、GMO-PG側が加盟店と決済事業者との契約をまとめて締結。加盟店への売上代金の入金も各決済事業者に代わって一括して請け負う。

この形態では、「直接加盟店契約」の4種類の収入に加えて売上代金の入金手数料をえる。

2. 金融関連事業

加盟店のニーズに応える入金サイクルを設定し、キャッシュフロー改善に貢献する「早期入金サービス」や、成長資金を融資するトランザクションレンディング、「GMO-PG送金サービス」などのマネーサービスビジネスを提供。

また、GMOペイメントサービス(株)にて「GMO後払い」を提供。消費者が商品を受け取った後に、コンビニや郵便局などから代金を支払う「後払い型」の決済手段とのこと。

金融関連事業のビジネスモデルは下記。

・GMO後払い

GMOペイメントサービスが、決済事業者として消費者の与信審査及び請求書の送付を行う。加盟店に対して消費者の売上代金を立て替えて支払い、その後に消費者から売上代金を回収する。

GMOペイメントサービスは、サービス利用料として「カスタマーサポート費用」「管理費用の定額月次固定費」「サービスの利用手数料」の3つの収入をえる。

他の金融関連事業のビジネスモデルに関しては有価証券報告書に記載がなかった。

3. その他の決済関連事業

加盟店向けに、売上向上の施策を提供する「GMO-PG集客支援サービス」、SSLサーバー証明書の提供・配送サービスを提供。SSL証明書って配送するもんなのか。


セグメント別販売実績

3つのセグメント別販売実績をグラフにしてみる。

決済代行事業が全体の7割越え。前年からの変化を見てみよう。

決済代行事業は前年比で+17%の伸び、金融関連事業が+163%、その他は+46%の増加となっている。金融関連事業単体の伸びは14億円ほどか。

この金融関連事業の成長にはスタートトゥデイの「ツケ払い」も入ってるのかなあ(注:下記画像)と思ったけど、GMO-PGの決算月は9月で、ツケ払いが始まったのが昨年11月だからまだ入ってないっぽい。今度は四半期決算でも見てみるか。