アジア市場向けマーケティング事業で急成長「AnyMind」がマザーズ上場へ

アジア市場向けマーケティング事業で急成長「AnyMind」がマザーズ上場へ

AnyMind Group

エニーマインド(AnyMind Group)が2月22日、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場日は3月30日を予定している。

アジア圏でマーケティングに関する事業を展開してきたベンチャーとして、エニーマインドは比較的知られた存在だ。前身となる「AnyMind Group Limited」は2016年に設立。タイやインドネシア、ベトナムなどへの積極展開を進めた。

2021年12月期、グループ全体の売上収益は192億円にのぼった。地域ごとの売上比率は日本が43%、東南アジアが41%、そのほか地域(インド・中華圏など)が16%という構成だ。

海外で創業し、海外市場向けを中心に成長してきたエニーマインド。日本のスタートアップ企業としては稀有な存在だ。今回の記事では、同社の事業モデルについて知るべく、開示された資料を紐解く。

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