世界7,700万人が登録するオンライン教育「Coursera」事業モデルが面白い
Coursera

オンライン教育サービスを展開する「Coursera(コーセラ)」が近くニューヨーク証券取引所に上場する。

創業したのは、大学教授のダフニー・コラー(Daphne Koller)とアンドリュー・ン(Andrew Ng)の両氏。スタートアップを数多く生み出してきたスタンフォード大の教授陣が、自らサービスを生み出して上場まで行ってしまうという稀有な事例だ。

まず驚くのは、その規模の大きさである。

2019年末時点での登録ユーザー数(Total Registered Learners)は4,640万人。それが2020年末には7,660万人(前年比65%増)と急増した。累計では7,700万人を超えているという。

新型コロナウイルスの拡大が大きな追い風になったのは言うまでもない。対面教育が難しくなる中、多くの人が自宅で学びの機会を求めた。そこには社会人も含まれる。

超一流大学と連携して提供されるオンライン教育は、新たな時代にどのような発展を遂げるのか?Courseraの上場申請書類を見ながら、その点について考えてみたい。

スタンフォード大の教授陣が創業

Courseraの始まりは2011年秋にさかのぼる。

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