中古車「ガリバー」運営のIDOM:コロナを"追い風"にした長年の取り組みとは

中古車「ガリバー」運営のIDOM:コロナを"追い風"にした長年の取り組みとは

特集

中古車の買取販売チェーン「ガリバー」を手がける「IDOM(イドム)」が好調だ。

2020年3〜11月期決算の売上高は前年比3.5%増の2,821億円、営業利益は同じく11.5%増の86.2億円だった。コロナ禍にあって力強い業績である。

世間一般では「若者のクルマ離れ」と言われて久しい。今後は自動車自体の革新も進み、「中古車」というモノ自体がどうなっていくか不透明な部分もある。

言うまでもなく、自動車産業は巨大だ。IDOMの資料によれば、新車市場が13.8兆円あるのに対して中古車小売(所有)は約3.7兆円。この中で随一の存在感を誇るのがIDOMだ。

IDOM(旧ガリバーインターナショナル)は長年、中古車流通を革新してきた。足元の状況と、今後何を見据えているのかについて確認してみよう。

情報の非対称性が大きかった「中古車」市場

ガリバーインターナショナルは1994年、現・名誉会長の羽鳥兼市氏が創業した。そこからわずか4年後の1998年に株式公開を果たす。

当時珍しいスピード上場だが、何もゼロから始めたわけではない。1940年生まれの羽鳥氏は36歳で中古車販売を始め、すでに20年近いキャリアがあった。

そして54歳になったとき、ガリバーの設立で大きなチャレンジに出たのだ。

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