靴下だけで売上150億円!多くの設備投資や配当にも関わらずキャッシュリッチな「タビオ」の業績を調べる
今回は靴下専門ブランド「靴下屋」を展開する「タビオ」について取り上げます。
ショッピングモールや大型商業施設などで見かけたことがある方もいるのではないでしょうか。
創業は1977年で、(株)ダンとして大阪で設立されました。
2000年には大証(大阪証券取引所)二部に上場。
2006年に商号を現在の「(株)タビオ」に変更すると、2013年には東証と大証の統合により東証二部銘柄となります。
売上高は150億円から170億円ほどで推移しています。靴下だけでこれだけ売り上げるのは驚異的ですね。
一方、営業利益率は3~5%とそれほど高くありません。
今回の記事では、靴下だけで150億円もの売上をあげる「タビオ」の事業についてチェックした上で、その他の決算数値についても掘り下げてみたいと思います。
タビオが展開するブランドには、以下のようなものがあります。
メインの業態は「靴下屋」で、その他に「ショセット業態」を百貨店やファッションビルなど、ハイセンスな立地に特化して出店しているとのこと。
各業態の店舗数の推移です。