お久しぶりです。
どんどんドンドンどんべいです。
今回は直近のIPOを数社まとめたいと思います。
新規上場会社情報については日本証券取引所のホームページで確認できます。
オプティマスグループは海外のカーディーラー向け中古車輸出にまつわる業務(貿易・物流・金融・検査・検疫)など幅広い業務を行なっている会社です。
会社の公式ホームページにイメージ画像がありわかりやすいので載せておきます。
出典:オプティマスグループ ホームページ
いわば中古車を海外ディーラに引き渡すまでの仲介サービスのようなものですが最初から最後まで全て行うという業務範囲の広さは特徴的だと思われます。
次に目論見書を見ていくつか気になる点を紹介します。
2016年度及び17年度の業績です。
売上高は300億円前後であり、総資産額は180億程度の企業であることがわかります。
次に主要株主編成です。
輸出先であるニュージーランドとの深い繫がりがあることから役員の多くが外国人であり主要な株主に関してもその通りです。
ビジネスモデルが珍しく面白い企業ですね。
個人的には自己資本比率は高いですが少し有利子負債が多いかなとB/Sを見て思いました。
株式会社要興行は東京23区を中心に産業廃棄物や一般廃棄物等の処分・リサイクルを行なっています。
昭和47年6月に製紙原料の販売会社として設立されそれ以降リサイクルや廃棄物処理事業へと発展していきました。
まずは業績です。
売上高は100億円前後の規模、自己資本比率が比較的高く67%であり総資産の規模は170億程度です。
目論見書には必ず事業等のリスクという項目がありその会社に対し起こりうるリスクが言及されています。今回はそこが少し面白いなと感じたので載せます。
この様な厳しい法規制が産業廃棄物処理を行う業者にはあるんですね。
許可に有効期限があるというのも少し面白いです。
上記の資料にもありますがさらにB/Sを見ると現金及び現金同等物の数字の大きさに目が行きます。29年度は3,284,170千円であり同じ年の流動負債は1,796,569千円となっています。そして利益剰余金は11,382,744千円です。
また関係維持を目的として上場企業の株を大量に保有しています。
最後に株主の情報です。
日本生命が7%近く保有しているのが特徴的と言えるでしょう。
B/Sや事業内容を深く分析すると理由が見えてくると思います。
いかがでしたでしょうか。
あまり情報量が一度に多すぎると読みたくなくなっちゃうのでこれくらいにします。
今後もIPOはまとめていきたいと思います。日本に限らず海外も分析できるよう頑張ります!