弁護士ドットコム 2Q決算:クラウドサインが計画上回る成長で導入10万社超え
弁護士ドットコムが10月26日に発表した2020年4〜9月期決算は、最終損益が6,700万円の黒字だった。売上高は前年比26%増の24.4億円と成長が続く。営業利益は58%減の1.08億円だった。
四半期ベースでは増収増益だ。売上は前年比28%増に加速して12.7億円に。営業利益はちょうど1億円(前年比32%増)に拡大した。
法律情報に特化したポータルサイト「弁護士ドットコム」を主軸に展開してきた彼らが目下、注力しているのが「クラウドサイン」だ。クラウドサインへの成長投資を拡大しつつ、足元の利益拡大を実現した。
弁護士ドットコムについて見るべきポイントは、コア事業のトレンドと成長事業の進捗の大きく二つである。決算報告からどのような状況にあるのかチェックしてみよう。
まずは中核の「弁護士ドットコム」事業の動向だ。