Rettyが新規上場へ:コロナ影響大も復調、既存プレイヤーとの差別化が面白い

Rettyが新規上場へ:コロナ影響大も復調、既存プレイヤーとの差別化が面白い

IPO 関連資料

実名型グルメサービスを手掛ける「Retty」が2020年9月28日、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場予定日は10月30日である。

業績推移を見ると、2019年まで高成長を続けていたことがわかる。年間売上は22.7億円、経常利益は9,990万円だった。

足元のコロナ禍により、2020年に入ってからの業績は大きく減速した。同じタイミングで開示された業績予想によると、2020年9月期の売上は22.1億円(前年比2.4%減)、経常損益は2.8億円のマイナスとなる見込みだ。

食べログなどの超有力サイトがひしめく領域にも関わらず、Rettyは見事な成長を実現してきた。既存プレイヤーにどう差別化するかというアプローチは非常に興味深い。

Rettyがこれまでどのように成長してきたか、上場申請書類の内容を中心に紐解いていこう。

2011年より『Retty』サービスを開始

Rettyは2010年11月、株式会社TopNotchとして設立された。

翌年6月に実名型グルメプラットフォーム「Retty」をリリースすると2年後の2013年10月には月間利用者数が100万人を超えている。

2014年4月には飲食店向けの有料サービスとして『Rettyお店会員』を開始したほか、広告コンテンツサービス『タイアップ』を開始、マネタイズを本格化する。

2015年5月には月間利用者数が1,000万人、翌年には2,000万人を突破するなど、かなりの成長期だった。2017年5月には同じく3,000万人を超えた。

2017年にはタイ王国に進出し、現地版のアプリをリリースしている。2018年にヤフーとの戦略的パートナーシップを結ぶと、同年に「お店会員」が5,000店舗を超えた。

2020年2月時点で「お店会員」は1万店舗を突破するなど、かなりの成長角度が続いていたことがわかる。

「実名性による口コミ」というアプローチ

「実名性」グルメプラットフォームという切り口からも分かる通り、Rettyはグルメ情報に関して「誰が」書いたのかという点を重視する。

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