G Suite拡張アプリを日本向けに販売「rakumo」東証マザーズ上場へ
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G Suiteのアドオンなどを提供する「rakumo」が8月21日、東証マザーズへの新規上場を承認された。上場予定日は9月28日となっている。

rakumoは2004年12月に設立された。2010年にグループウェア『rakumo』シリーズの第一号、Googleカレンダーをリデザインした『rakumoカレンダー』を開始した。

その後は共有アドレス帳『rakumoコンタクト』、電子稟議システム『rakumoワークフロー』、打刻機能『rakumoタイムレコーダー』などをリリース。Salesforceカレンダーと連携した『rakumoソーシャルスケジューラー』も2012年8月に公開している。

2013年8月にはネットイヤーグループによって連結子会社化されたが、4年後の2017年には資本関係を解消した。

2019年12月期の売上高は6億6,485万円、前年比24.5%の増収だ。経常利益は2,020万円の黒字へと転換した。

2020年に入ってからも増収基調で、上半期の売上は3億8,525万円、経常利益は4,221万円となった。利益金額はすでに前年通期を上回っている。

SaaSカテゴリーの盛り上がりとともに、日本国内向けのローカライズ需要も拡大している。テラスカイ(Salesforce)やリックソフト(Atlassian)、サーバーワークス(AWS)といったプレイヤーが目立つ中、新たに上場するのがrakumoだ。

G SuiteやSalesforce連携アプリを提供

rakumoの事業は大きく3つに分けられる。

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