Netflix 2Q決算:会員数加速も純増数は減速、下期は自粛特需の反動で減速へ
動画ストリーミングサービスを展開する「Netflix(ネットフリックス)」が2020年12月期2Q決算を発表しました。
業績推移をみると、四半期の売上高が61億4,829万ドル(前年比24.9%増)。右肩上がりの成長が続いています。増収率はここ1年、若干の減速トレンド。
それに対し、著しいのが収益性の向上です。営業利益は13億5,793万ドル(前年比92.2%増)にものぼりました。営業利益率は22.1%となり、1年前の14.3%からさらに7.8ポイントも上昇しています。
ところが、足元の株価は時間外で一時10%以上もの急落に。
業績好調のNetflixではありますが、3月以降は「巣篭もり」特需による期待感もあって株価が80%前後も値上がり。さすがに加熱しすぎている感はありました。
今後のNetflixはどんな方向に向かっていくのでしょうか。足元の動向と合わせて、決算報告の内容をしっかりチェックします。
まず確認したいのは、Netflixを利用する有料会員数のトレンドです。