テスラ1Q決算:初の最終黒字を達成、出荷堅調も一部工場は停止に
電気自動車メーカー「Tesla」が1Q決算を発表しました。
四半期売上高は59億8,500万ドル(前年比+32%)、営業利益は2億8,300万ドルとなり、営業黒字に転換しています。
2019年3Qから3四半期連続の営業黒字で、1Qは売上が小さい季節性があるにも関わらず、初となる最終黒字も達成。
売上構成をみると、このうち自動車(販売・リースなど)が51億3,200万ドルで86%ほどを占めています。ちなみに、このうち3億5,400万ドルが「Regulatory Credits」。他自動車メーカーへの「温室効果ガス排出権の販売」となっています。
新型コロナウイルスの影響が最も心配される産業の一つが、自動車です。
不透明な状況かで同社史上初となる最終黒字を達成したTesla。どんな取り組みを進めているのか。決算報告の内容を整理してみましょう。
まず確認したいのが、Teslaが展開する各車両における出荷台数などの動向です。