Square 1Q決算:3月終週はGPV半減、給付金受取でCashアプリは加速
アメリカの決済プラットフォーム「Square」が1Q決算を発表しました。
売上高は13億8,111万ドル(前年比+44.0%)、営業損失は△9,029万ドル。増収は続いています。
売上構成を見ると、土台となる決済手数料売上が+15.4%の成長。定期課金サービスも+35.4%と成長しています。
爆発的に伸びているのがビットコイン売上で、3億610万ドル(前年比4.7倍)に。売上成長を牽引しています。
Squareがこれまでメインの対象としてきたのは中小のオフライン決済。COVID-19の流行は、彼らにとってはかなりの向かい風になるかもしれません。
一方でSquareは「Cash」アプリの成功により、決済端末「以外」の収益も成長させています。果たしてどういう状況にあるのか、決算報告の内容を整理してみます。
まず確認したいのは、メイン事業である決済端末事業(Seller Ecosystem)の状況です。
決済取扱額(GPV)の推移を見てみましょう。