「Amazon」コロナ禍で需要高騰も関連コスト40億ドルを織り込む
「Amazon」が1Q決算を発表しました。
売上高は754億5,200万ドル(前年比+26.4%)、営業利益は39億8,900万ドル(同△9.8%)。増収減益となりました。
売上構成を見ると、北米が461億ドル(前年比+28.8%)、海外が191億ドル(同+18.0%)、AWSが102億ドル(同+32.8%)とそれぞれ拡大。AWS以外が大きく加速しています。
損益については、北米、海外事業で低下した一方、AWSは+38.3%もの増益となりました。
CEOのジェフ・ベゾスは今回決算で、「オンライン通販からAWS、プライムビデオに至るまで、現在の危機はAmazonの適応力と耐久力をかつてないほど証明している。同時に、かつてないほど大変な時期だ」とコメント。
ネット通販や動画配信まで、巣篭もり需要のほぼ全てを詰め込んだといっても過言ではないAmazon。足元でどんな状況にあるのか、決算報告の内容を整理してみましょう。
Amazonの各事業の概況について見ていきましょう。まずはEコマースです。