中国のスマホメーカー「Xiaomi」が2019年、成長を続けています。

年間の売上高は2,058億元（≒3.1兆円）で前年比+17.7%の増収。営業利益は118億元（≒1,790億円）で、前年比9.8倍の増益となりました。

四半期では売上565億元（≒8,516億円）、営業利益は27億元（≒411億円）という結果。増収減益です。

同じく四半期での売上構成をみると、メインのスマートフォン販売は308億元（≒4,689億円）、前年比+23%と加速しています。

IoT家電など（IoT and lifestyle products）が195元（≒2,967億円：+31%）、インターネットサービスが57億元（≒868億円：+41%）と牽引。

2019年は5Gスマホの発売もあって好調に推移しました。その一方でXiaomiは、スマホに限らず広い領域で事業成長を続けています。足元がどんな状況なのか、決算報告の内容を整理しましょう。

スマホ販売台数は世界で4番目

まず確認したいのは、メインのスマートフォン販売の事業概況です。