世界の空調業界をリードするダイキン工業の業績

ダイキン工業

エアコンなどの空調機器で世界をリードするダイキン工業。2006年にマレーシアの大手OYLインダストリーズを約2320億円で買収、2012年にアメリカでトップシェアを持つ住宅用空調大手のグッドマン・グローバルを約2,960億円で買収した。海外でのシェア拡大にも積極的で売上高は2008年に1兆円を突破し、2016年3月期決算では2兆436億円までに拡大している。


事業別売上高:

事業別の売上は90%をエアコンなどの空調事業が占めており約1兆8,000億円となっている。科学事業は半導体向けフッ素樹脂、自動車向けフッ素ゴム製造などがあり、売上比率は8%で約1600億円の売上。その他事業には在宅酸素医療用機器、防衛省向け演習弾などの特機事業、IT関連の設備投資向けに研究開発支援システムの販売する電子システム事業などが含まれる。

(出所: ダイキン工業 2016年3月期 決算説明資料)


空調事業の地域別売上高:

ダイキン工業は海外での売上比率も高く、日本22.8%、米州27%, 中国17.1%、ヨーロッパー13.7%、アジア13%となっている。

(出所: ダイキン工業 2016年3月期 決算説明資料)