Q&AサイトのOKWaveの業績。

教えての「O」と答えるの「K」が社名の由来で、創業者がホームレス時代に立ち上げたサービス。1999年設立、株主は楽天株式会社、 米国マイクロソフトコーポレーション、 株式会社インプレスホールディングスなど。2006年名古屋証券取引所セントレックスに株式を上場。


【OKWave社の業績推移】 

OKWave社はインターネット黎明期に設立され、2008年まで業績は右肩あがり、2008年頃から2012年頃まで売上は13〜15億円程度を推移、2013年に営業アウトソーシングと多⾔語CRMを運営するブリックスを買収。現在はスタートアップ企業などと組みブロックチェーンや、AI、チャットボットなど新しい取り組みを行っている。2016年の売上は約24億円。

(出所: 有価証券報告書)


【OKWave社の各事業】

①ソーシャルメディア事業の実績 (売上:約2億7000万円)

あらゆる悩みを、無料で 解決できるQ&Aサイト 「OKWAVE」を運営。

-累計質問数→800万件
-累計回答数→2690万件
-⽉間利⽤者数→3350万人

②エンタープライズソリューション事業 (売上:約13億1700万円)

企業への問い合わせをよくある 質問を管理・編集し、回答をWeb上に公開 し、問い合わせを減少させるサービスを提供。導入サイトは365社。メガバンク、大手上場企業などがクライアント。


③ナレッジマーケット事業(売上:約8600万円)

-OKWave Professional→弁護士や司法書士、税理士3,000名が登録、質問ができる。
-OKWave Premium→⽚づけコンサルタントの近藤⿇理恵⽒などが登録し、様々人に質問が可能。専門家が3000名以上登録。


④多⾔語CRM事業(売上:約7億3000万円)

訪日外国人向けのサービスで、6⾔語24時間365⽇対応の 多⾔語コンタクトセンターを 運営。「Pepper」 と連携し、多⾔語での観光案内や通訳 コールセンターへの接続サービスを提供。

(出所: 第17期 決算説明資料)