【米国IPO】NYSEに上場したSaaSのAlteryx社とは

IPO

先日上場したAlteryx社の上場目論見書(Prospectus)をざっくりまとめてみようと思います。プロスペクタスはこちら(SEC:Form-S1)から見る事ができます。

Alteryxはカリフォルニアに本社を置くデータアナリティクスの企業です。2010年に設立され2017年3月24日にニューヨーク証券取引所に上場しました。厳密に言うと1997年が設立のようですが、現在の形態になったのは2010年のようです。

企業には溢れるほどのデータが集まり、様々な解析ツール、データビジュアライゼーションのアプリケーションなどありますが、データを分析し意思決定するまでには専門知識が必要だったりと大変な作業でした。そこでそのようなデータ分析をより簡単にするAlteryxが登場しました。


従来のデータ処理プロセス:

Alteryxのデータ処理プロセス

下記はAlteryxの業績の推移です。2014年-2016年の3年間の売上CAGRは50%と成長を見せています。


(出所:Form-S1)

下記はプロスペクタスのまとめ。

BUSINESS/事業概要

分析の専門家でなくても、データの分析、加工をするプラットフォームを提供しており、月額・サブスクリプションベースでサービスを提供。データ・ドリブンなビジネス上の意思決定を促すツールを提供。

Competition/競争環境

同社は既存のExcelやその他ツールのマニュアル処理や、従来のIBM, Microsoft、オラクル、SAPなどのソフトウェア企業が競合にあたるとしている。

Industry Background /業界のバックグラウンド

2013年にコンサルティング会社のBainが400社の企業を対象に行ったの調査によると、たったの4%しかデータに基いてビジネス上の意思決定をしておらず、今後さらにデータの分析のニーズは言うまでもなく拡大していく。

Our Opportunity /事業機会

調査会社のIDCによるとBusiness Intelligence、分析ツール市場は2015年の約18兆円から2020年までに27兆円約に成長する。

Our Solution /ソリューション

データサイエンティスト、データプログラマーなどのサポートが無くてもビジネスマン自身で分析できる。


Our Customers /顧客

顧客のリストを見ると、アクセンチュア、ボスコン、ナイキ、フォード、ジョンソン&ジョンソン、シスコ、Tableauなど約2,300社の様々な企業にサービスを提供。