成長鈍化で赤字拡大「出前館」LINE大規模増資による狙いとは?

成長鈍化で赤字拡大「出前館」LINE大規模増資による狙いとは?

出前館 関連資料

日本の老舗フードデリバリー「出前館」が2Q決算を発表しました。

2Qの売上高は38億2,800万円(前年比+22.7%)、営業損益は△9.89億円のマイナス。売上の拡大は続いていますが、少し気になる大きさで赤字が拡大しています。

数年前まで、出前館は日本で数少ない大規模な出前プラットフォームとして、高収益と安定成長をともに享受してきました。ところが直近では「Uber Eats」の参入などによって競争が激化。赤字覚悟での事業展開を強いられています。

今回の発表では、LINEグループとの資本業務提携も発表され、大きな話題になっています。厳しい市場環境の中、出前館がどんな取り組みを進めるのか。決算報告の内容を整理してみましょう。

オーダー数は前年比+13%にとどまる

まず確認したいのは、出前館サービスにおける事業KPIです。

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