「Momo」4Q決算:当局の規制が強まる中、機能改善を進める
中国の"出会い系"インターネット企業「Momo」が4Q決算を発表しました。
売上高は46.9億元(≒734億円、前年比+22%)、営業利益は12.5億元(≒196億円、同+58%)。右肩上がりの拡大を続ける一方、成長は鈍化しています。
売上構成をみると、かつて爆発的に拡大したライブ動画収入は成長が鈍化し、33.8億元(≒529億円)に。一方、その他の課金サービス売上が11.9億元(≒186億円)と急増しています。
位置情報をベースにしたSNSを提供していることで「中国版Tinder」などとも呼ばれてきたMomo(サービスとして近いのは買収した『Tantan』ですが)。足元でどんな状況にあるのか、決算報告の内容を整理してみましょう。
まず確認したいのは、Momoが抱えるサービスを利用するユーザーのトラクションです。