中国のインターネット企業「JOYY（旧社名：YY）」が4Q決算を発表しました。

四半期の売上高は76.2億元（≒1,162億円）。前年比で+64.2%と急成長を続けています。これまでの増収率と比べると、一時は成長率が鈍化したのが再び加速に展示、2年前の成長率も大きく上回っています。

売上構成をみると、成長加速の理由は歴然。かつてのメイン事業「YY LIVE」の売上は成長が鈍化していますが、グループ傘下の「HUYA」「BIGO」の両事業が規模拡大を牽引しています。

社名変更の由来は、「Joyful」「Useful」を極めたいという思いの表れというJOYY。足元の動向がどうなっているのか、決算報告の内容を整理してみましょう。

モバイルMAUは4.85億人、8割近くは中国外

まず確認したいのは、YYが抱えるサービス群のユーザー数などの動向です。