世界最大のATMマシーンを所有するCardtronics社

Cardtronicsはテキサスに本社を置くATMを運営する企業です。同社は1989年に設立され、2007年にナスダックに上場しました。PEファンドのTA Associatesも2005年に同社に投資しています。

Cardtronics社は米国オンライン証券で有名なE*tradeのATM事業を2004年に買収したり、当時3,000台程度のATMを所有していた米国セブンイレブンのフィナンシャルサービス部門を買収したりしています。2015年末時点で同社は19万台のATMを運用・保有している世界1のATM企業です。2016年時点で日本のセブンイレブンが自社で保有しているATM設置台数が2万3,000台程度である事を考えると、Cardtronics社はその約9倍程度を保有・設置しておりかなりの台数になります。


従来のATM機能以外にも、送金、支払い、キャッシングなどの消費者金融機能も提供しています。同社はCitiBankなどの金融機関や米国大手小売のTargetなどの店舗、ショッピングモールなどへATMをサービスとして提供しています。ビジネスモデルは、ATM設置と管理の月額料、ATMが利用されたトランザクションベースの手数料などから稼いでいます。

同社は2016年10月に同業社のDirectCash Paymentsを$460Mで買収しました。この買収で同社はカナダ、メキシコ、イギリスでのプレゼンスの向上、そしてCardtronicsにとって新しい市場であるニュージランドとオーストラリアへの進出となります。オーストラリアではATMで年間約10.6兆円もの現金が引き下されている成熟したマーケットがあるようです。


業績:

同社の売上規模は約12億ドル程あり、2012年の8億ドルから53%も成長しています。

出展:Stockclipのグラフより


純利益と営業CFの推移です、同社は営業キャッシュフローをしっかりと出し、成長させています。約2.5億ドル程度あります。


出所:Stockclipのグラフより

 

営業利益率は10-12%前後を保っています。

出所:Stockclipのグラフより