クラウドソーシング大手のクラウドワークスは22日、全国各地の施設での「多拠点生活」を可能にする定額制サービス「circle（サークル）」を始めると発表した。

月額4万5000円からの利用料で、同サービスの対象となるゲストハウスなどに自由に滞在できる。まずは2023年1月以降に順次、大阪府豊中市、岡山県岡山市、福岡県大川市、宮崎県日向市、和歌山県すさみ町の5拠点を用意する。

拠点数は今後増やしていく方針だ。リモートワークの普及など働き方の多様化を受けて、自宅・会社以外に交流や働く場を求める人も増えている。この需要に応える「サードプレイス」として使ってもらう狙いがある。

クラウドワークスは8月にサークルのベータ版提供を始め、実証実験などを続けていた。「個性溢れるオーナーがいる拠点や地域で、観光ではできない暮らしの体験ができる」（同社）という。

三大都市圏（関東・関西・東海）における11月の派遣社員の募集時平均時給が過去最高を更新した。前年比31円（1.9%）高の1636円で、全職種が10ヶ月連続で前年を上回っている。これまでは2021年12月（1632円）が最高だった。人材サービスのエン・ジャパンが派遣求人サイト「エン派遣」の情報からレポートをまとめた。

職種別で見ると、事務職など「オフィスワーク系」が15円（1.0%）高の1592円だった。英文事務など高時給の求人が増加し、語学力以外の知識・スキルを求めるケースも多いことが時給上昇の一因となっている。

83円（3.5%）高の2435円となった「IT系」でも、IT知識とコンサルティングのスキルなど、複数の条件をかけ合わせる傾向が広まり時給上昇をけん引した。

デザイナーなど「クリエイティブ系」では3ヵ月連続で過去最高時給を更新。新型コロナ拡大に伴い家庭用ゲームなどの需要が伸びているため、関連求人が増加した。

エン派遣・サービス責任者の中島純氏は、12月も引き続き高時給が継続すると予想。「11月に充足しきれなかった要件の高い求人が引き続き残り、平均時給の引上げに影響する」とみる。

今回ご紹介するのは、企業のカスタマーサクセス・カスタマーサポート（CS）領域を支援する「アディッシュ」。CSの構築段階のコンサルティングから、業務の代行まで顧客課題に合わせて柔軟なソリューションを提供する。

アディッシュの強みは、スタートアップ支援で培った「知見」「ビジネスの理解力」「柔軟性」だ。

スタートアップではプロダクトが週単位で更新されるため、CS業務やその体制も非常に短いサイクルでのチューニングが求められる。事前にマニュアルを用意して人員を配置するだけのアウトソーシングでは、うまく機能しないケースがある。

SmartHRの事例では、既存のチャットサポートツールを活用しながら、CS業務を代行。満足度と対応率が目標を大きく上回り、アディッシュによる対応規模も5.6倍に拡大した。加えて、採用・教育予算の軽減や、プロダクト改善の社内リソース強化につながったという。

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デンタルケア業界に新風を吹き込むゼニュムはどのように生まれ、どこへ向かうのか。来日したドイツ人の創業者Julian Artope（ジュリアン・アルトぺ）CEOがStrainerの取材に応じ、考えを語った。

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