おはようございます。 9月になりました。99年前のきょうは関東大震災があり、現在は「防災の日」となっています。全国各地で防災訓練が実施される予定です。
政府によると、首都直下地震(マグニチュード7程度)の30年以内の発生確率は70%。「憂いなし」とはいきませんが、備えがあるに越したことはないですね。
oViceが手がけるバーチャル空間=同社
バーチャル空間を手がけるoVice (オヴィス、石川県七尾市)は31日、シリーズBラウンドで45億円を調達したと発表した。One Capitalなど既存投資家や新規の海外投資家などを引受先とした第三者割当増資による40億円に加え、みずほ銀行などからの融資5億円も含まれる。
調達資金はアメリカなどへの海外展開に充てるほか、サービスの機能強化や人材採用にも振り向ける。
また同日、コクヨと業務提携したことも発表。両社で、リモートワークの普及によりオフィスと在宅で分散した人と情報をつなぐ「デジタルワークプレイス」の事業化を目指すとした。
oViceは2020年2月設立で、バーチャル空間サービス「oVice」を展開する。利用者は空間上で自分のアバターを動かし、相手のアバターに近づけることで会話ができる。こバーチャルオフィスやイベント、オープンキャンパスなどで利用され、8月時点の発行スペース数は3万件を突破している。
EVモーターズ・ジャパンが開発する電動コミュニティバス=同社
EV開発スタートアップのEVモーターズ・ジャパン(福岡県北九州市)は31日、関西電力グループなどの出資を受けて6億円を調達したと発表した。累計調達額は17億円。2023年夏に商用EV工場の稼働を計画しており、建設資金に充てる。
2019年設立の同社は電動バスやトラックの開発・製造・販売を手がけている。6月には愛媛県地盤の伊予鉄グループと資本業務提携し、EVモーターズが大型路線バスを継続的に納入する予定だ。
来年には福岡県北九州市の北部で組み立て工場を建設する。「国内生産にスイッチして運搬コストを抑制し、加速度的に生産台数を増大させる」(同社)という。
今回の調達資金はこの建設費のほか、施策車両の研究開発になどにも充当する。
Gaudiy
「ハローキティ」など世界的に有名な知的財産(IP)を持つサンリオが、ブロックチェーン技術などを活用したWeb3時代のファンコミュニティ構築に乗り出した。
このほど、ファンプラットフォームを提供するスタートアップ のGaudiy(ガウディ、東京都渋谷区)に出資しWeb3領域における協業プロジェクトを開始。
キャラクターのNFT購入やファン同士の交流ができる新サービスを2023年前半にも立ち上げる計画で、グローバルでの提供を予定する。
価値分配を実現するWeb3の仕組みは、エンタメ分野との相性が良くIPとファンとの関係性を「消費」から「共創」に変化させることができる。
両社が作るコミュニティでも、ファンと運営またはファン同士の交流を通じて新たなキャラクターを作る仕組みなどを取り入れる方針だ。
デジタルによる新たなファン体験の提供で、サンリオキャラクターの世界展開を推し進める。
提携の狙いや今後の展開について、サンリオの辻朋邦社長とガウディの石川裕也代表に聞いた。
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