XPeng Motors【XPEV】

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量産前のロボット事業に企業価値62億ドル。XPeng決算が映す〈EVの次〉の主戦場

量産前のロボット事業に企業価値62億ドル。XPeng決算が映す〈EVの次〉の主戦場

中国のEV市場が値下げの消耗戦を続けるかたわらで、まだ1体も外部販売されていないヒト型ロボットに世界の投資マネーが集まりました。EVメーカーの一部門が、量産前にして巨額の企業価値を認められる──。製造業の競争の重心が「車そのもの」から離れ始めたことを映す出来事です。 動いたのはXPengです。同社は2026年4〜6月期決算の発表と同時に、ヒト型ロボット事業による第1回の資金調達を公表しました。売り切り型が基本の車と違い、ハードの販売にAIモデルの継続課金を重ねる収益構造を掲げ、稼ぎ方の設計図そのものを書き換えようとしています。 共同創業者のホー・シャオポン会長兼CEOは、汎用ヒト型ロボットの開発をEVよりはるかに難しい挑戦だと認めます。それでも賭けに出るのは、車で築いたチップやAIモデル、供給網、量産品質といった資産の大半を、ロボットへそのまま持ち込めるという計算があるからです。 なぜロボットの最初の職場は、工場ではなく自社の売り場なのか。ロボット1体が車1台より稼ぐという算盤は、どこまで固いのか。急回復するEV事業の現在地とあわせ、決算説明会での経営陣とアナリストの応酬から読み解きます。

XPeng、車が売れない四半期の決断——社名から消えた「車」

XPeng、車が売れない四半期の決断——社名から消えた「車」

XPengが2026年1〜3月期決算を発表しました。テスラを追う中国のEVメーカーの一角で、総収益は前年比17.6%減と落ち込み、最終損益は赤字が膨らんでいます。中国のEV市場が変調をきたす中、足元の数字は明確な逆風を示しました。 ところが同じ四半期に、会社は中国語の社名から「車」を意味する一語を外しました。ヘ・シャオペンCEOはこれを、単なる呼称の変更ではなく事業そのものの組み替えだと説明しています。販売が振るわない時期に、車メーカーが自らの看板を掛け替えるという動きです。 しかも、この判断は業績が落ち込む中で下されています。逆風の四半期に支出を絞るのが定石ですが、会社はむしろ将来に向けた投資を積み増しました。守りに入ってもおかしくない局面で、あえて攻めの姿勢を強めています。

Teslaに挑む活況の中国EV「NIO」「Li Auto」「Xpeng」まとめ

Teslaに挑む活況の中国EV「NIO」「Li Auto」「Xpeng」まとめ

2019年後半からの停滞を経て中国の新興EVメーカーが勢いづいている。 7月末にLi Auto、8月末にはXpengが米国市場でIPOを果たした。2018年に先行して上場していたNioは年初来から株価が約4倍に高騰。