ロボアドバイザーの草分けWealthfrontが、2026年8月末にプラットフォーム総資産1,000億ドルの大台に乗せました。3年足らずでの倍増です。ただ、2026年5〜7月期の決算説明会で経営陣が時間を割いたのは、この節目そのものではなく、資金の「流れ」の変調でした。 預金目当てで入会したはずの顧客は株式売買のために資金を外へ移し、頼んでもいない生成AIは新しい顧客を連れてくる。デジタルネイティブのお金はいま、どんな経路で動いているのでしょうか。 入会時期が資金の行き先を決める 決算説明会で最も生々しかったのは、「いつ入会したか」でその後の資金の動きが分かれるという顧客分析です。2023〜2024年に入会した顧客層だけ、現金口座の資金が外部の証券会社へ流出していました。この2年は政策金利のピークと重なり、高利回りの現金口座に惹かれて入会した人が大半を占める世代です。預金金利という入口が、その後の行動まで刻印していた格好です。
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