Sterling、AI建設特需で売上90%増──「旗を立てたら離れない」受注戦略
AIデータセンターの建設ラッシュで潤うのは、半導体やクラウドの企業だけではありません。建物が立つ前に広大な土地を造成し、膨大な電気設備を据え付ける——そうした「地上の仕事」を担う米国のインフラ工事会社Sterling Infrastructureが、異例の決算を発表しました。
2026年4〜6月期の売上高は前年比90%増、調整後EPSは116%増と急拡大しています。ジョセフ・クティーヨCEOは受注の哲学を「一度旗を立てたら、離れることはない」と表現し、追加工事を入札を経ずに積み上げていく独自の構造に言及しました。
成長を牽引したのは、データセンターや半導体工場向けの工事を担うE-Infrastructure部門です。部門売上は192%増と急伸し、受注残高は1年で2倍超に拡大。将来の候補案件まで含めれば、視野に入る仕事の総量は年初から大きく積み上がっています。