全陸地を毎日撮るのは一社だけ 地球上のどの場所も、いまや毎日1回は宇宙から撮影されています。手がけているのは国家機関ではなく、衛星画像を販売するPlanet Labsという一企業です。全陸地を毎日カバーする撮影網「デイリースキャン」を商業ベースで運用する会社は同社のほかになく、その独占ぶりが2026年5〜7月期の決算の随所に顔を出しました。 象徴的なのが8月の受注です。米国の地理空間情報を束ねる情報機関NGA(国家地理空間情報局)は、Planet Labsの監視サービス「GMS」に800万ドルの新規契約を発注しました。目を引くのは金額より選び方で、マーシャルCEOによれば検討されたベンダーはPlanet一社のみ。相見積もりを原則とする政府調達としては、かなり異例の指名でした。 この点を問われたウィル・マーシャルCEOは「政府はできることなら複数ベンダーを持ちたがるものです。つまり今回は、他に選択肢がないことを確認し尽くしたということです」と説明しました。新たな脅威の「兆候」を見つけるには、決まった場所の狙い撃ちでは足りず、すべてを毎日見ている必要があります。その要件を満たせる供給者が世界に一社しかない、という構造です。
送信できませんでした。もう一度お試しください
返信が必要なときはお問い合わせから
ご意見・ご要望ありがとうございます。今後のサービス改善の参考にさせていただきます。