現代社会において、安全・安心への希求はますます高まりを見せています。巧妙化・多様化する犯罪や頻発する自然災害、そしてサイバー空間における新たな脅威など、私たちを取り巻くリスクは日々変化し、その対策は個人から企業、社会全体に至るまで喫緊の課題と言えるでしょう。 このような背景のもと、警備・防犯関連市場は、従来のフィジカルセキュリティの枠を超え、AI、IoT、DXといった先端技術を積極的に取り込み、新たなステージへと進化を遂げようとしています。 本記事では、警備・防犯関連企業に焦点を当て、各社の取り組みと今後の展望を分析します。セキュリティニーズの高度化と技術革新が交差するこの分野で、各社がどのような対策を講じ、未来の安全・安心をどのように描いているのか、その現在地を探ります。 総合力と技術革新で”社会システム産業”を構築「セコム」
インターホンの製造販売を手がける「アイホン」が拡大を続けている。 アイホンは1948年、合資会社「東海音響電気研究所」としてスタート。ラジオや拡声器などの組立・修理のかたわら、インターホンの研究開発を行った。1964年には株式会社化し、やがて米国ホワイトハウスに使われるまでになった。 Finboard Apple社の「iPhone」が日本において、アイホン社の許諾を受けていることは広く知られている。アイホンの営業外収益には例年1.5億円の「受取ロイヤリティー」が計上されており、同許諾がここに含まれていると見られる。