我が国では、経営者の高齢化に伴う中小企業の「後継者問題」が深刻化しており、事業の持続可能性を確保する上でM&A仲介サービスの重要性が一層高まっています。 そんなM&A仲介サービス市場では、AIを活用したマッチングの効率化やオンラインプラットフォームによる情報提供の迅速化など、「M&A Tech」の進展が業界のサービス形態に変革をもたらしつつあります。 一方で、M&A市場は景気動向や金融環境に大きく左右され、案件の成否やタイミングには依然として不確実性が伴います。加えて、高度な専門知識と交渉能力を持つ人材の確保・育成は、サービスの質を維持し、競争優位性を確立するための継続的な課題です。 本稿では、そうしたM&A仲介業界の動向を踏まえ、各プレイヤーの取り組みと直面するリスクについて考察します。
10月28日にM&A大手4 社決算が出揃った。最大手の日本M&AセンターHDの2022年4-9月期決算、M&Aキャピタルパートナーズ、ストライク、M&A総合研究所の通期決算である。 日本M&AセンターHDは2021年12月に発覚した社内不正の影響で株価がほぼ半減。2Q売上高も200.1億円と、前年比14.2%減となった。営業活動にも影響がみられるようだ。 追いかけるM&Aキャピタルパートナーズとストライク、M&A総研がどのような攻勢をかけたのかがうかがえる。 各社の数字から傾向を分析しよう。
新型コロナウイルスの感染拡大は国内外の経済活動に大きな影響をもたらした。そんな中、意外にも堅調な業績を見せているのが「M&A仲介」の領域だ。
日本の中堅・中小企業を対象にM&Aの仲介・アドバイスを行う「M&Aキャピタルパートナーズ」が2019年2Q決算を発表しました。 売上は33億円で1Qの39億円から減収、2Q営業利益も16億円と1Qの20億円から減益となりました。1Qの売上成長率が70%と大きかったので、過去2年間の業績と比較すると2Qの業績が好調なことがわかります。前年同期と比べると、売上・営業利益ともに増収・増益となっています。営業利益率は48%と安定して推移。1Q2Qでは販管費・原価ともに低い水準に抑えられています。
今回はM&A仲介事業を行なっている「M&Aキャピタルパートナーズ」について調べてみたいと思います。