米国のチョコレート市場で大きな存在感を誇るハーシー(HERSHEY)に、かつてない逆風が吹いている。 ハーシーは1894年に生まれた老舗ブランドで、同社によれば米国でのチョコレート市場シェアは45%にのぼる。キャンディ・ミント・ガム市場でも31%を牛耳っているという、米国を代表する菓子メーカーの一つだ。 2023年の投資家向けイベントでは「次の三年超にわたって二桁%の成長を続ける」と豪語した。ところが、その後の進捗は思わしくない。
ハーシーズ(Hershey's)と言えば、世界でもっとも有名なチョコレートブランドの一つだ。1894年にミルトン・ハーシーによって設立され、100年以上にわたって人気ブランドとしての地位を保っている。 日本でも目にしたり、食べたことのある方は決して少なくないだろう。しかし、販売元であるハーシー社が今もなお成長を続けていると言ったら、意外に思う人が多いのではなかろうか。 2022年における売上高は104億ドル(前年比16%増)、営業利益は22.6億ドル(同11%増)だった。同社によると、米国におけるチョコレート市場シェアは45%にのぼるという。