ザッパラス 事業内容・ビジネスモデル

フォロー
時価総額 81億6300万 円
銘柄コード 3770(市場第一部(内国株))

株式会社ザッパラスは東京渋谷に本社をおく企業。2000年サイバービズ株式会社として設立、モバイルコンテンツの受託開発を開始。2005年東証マザーズ、2009年東証一部に上場。現在は、「占い」を中心としたコンテンツを企画・制作しWebサービスやアプリとして提供するコンテンツ事業、「cuna select」など、高付加価値で独自性の高い商品を取り扱うコマース事業、占い・心理診断テストのAPIサービスなどを展開。


事業内容とビジネスモデル

事業内容

株式会社ザッパラスグループは、株式会社ザッパラスと連結子会社4社、非連結子会社1社で構成される。

展開する事業は、大きく分けて3つである。モバイル・PC向け占いデジタルコンテンツの企画制作・開発・運営を主力に、電話・チャット占い、動画配信、リアルイベントなどの占い関連サービスを含む「モバイルサービス事業」、米国においてZappallas,Inc.(U.S.)が占いサイトの運営等を行う「海外事業」、法人向け占いASPサービスの提供や、VRコンテンツ企画、オンラインショッピングサイトの運営及び旅行事業を行う「その他事業」を行っている。

1つ目の「モバイルサービス事業」では、同社グループの主力である携帯キャリア公式コンテンツやPCコンテンツ、アプリや電話で提供する占いサービスを展開している。また、動画配信やリアルイベントなど既存占いサービスの枠を超えた新たな取り組みも行なっている。

従来からの占いサービスでは占いファンをメインターゲットに、よりパーソナルなユーザー対応の実現や新作の占いサイトを継続的に投入し、既存ユーザーの満足度向上に注力、これまで支持を得てきた。

加えて、動画配信やリアルイベントで、潜在的な顧客層と見込まれるユーザーへ占いをアピール、並びに動画やSNSを活用したプロモーションを絡め、新たな占いコンテンツ・サービスを創出し、新規ユーザーの獲得に取り組んでいる。運営会社は、株式会社ザッパラス、株式会社cocoloni、株式会社コンコースである。

2つ目の「海外事業」では、米国に拠点を置くZappallas,Inc.(U.S.)が 各種占いサイトにおいて広告販売を行う他、ユーザーに対するコンテンツの販売を行なっている。

最後に「その他の事業」では、モバイルコンテンツの企画・運営で培ったノウハウを活かし、法人向けASPサービスの提供や、VRコンテンツ企画、オンラインショッピングサイトの運営並びに子会社において旅行事業を展開している。運営会社は、株式会社ザッパラス、連結子会社である株式会社PINKである。

経営方針

株式会社ザッパラスグループは、サービスを通じて顧客の日々の生活に潤いと精神的活力を生み出す価値の提供を目指している。この方針のもと、顧客それぞれの個性を尊重し、安心して楽しめるサービスを提供することで、信頼できるパートナーとしての地位を築き、その結果、顧客のライフタイムバリュー(顧客生涯価値)が向上することで、同社グループの企業価値向上につながると考えているとしている。

経営指標としては、売上高および営業利益を重視している。

経営戦略

株式会社ザッパラスグループは、主力事業であるモバイルサービス事業へ優先的に経営資源を集中している。

今後もユーザーニーズに合致したコンテンツ・サービスの拡充とともに、動画系サービスを始めとする新規取り組みやSNSやリアルイベントを活用したプロモーションにも注力するとしている。そして、以上の取り組みにより、既存ユーザーの満足度向上、及び潜在ユーザーへのコンタクトポイント拡大を行うことで、同社グループの顧客基盤の拡大・強化、中長期での企業価値向上を目指していく方針である。

経営環境・経営課題

株式会社ザッパラスグループは、占いのコンテンツ分野において、多数の実績と占いユーザーの顧客基盤の構築により、市場における優位性を有している状況にある。一方で、未だ収束の見えない新型コロナウイルス感染症による混乱やライフスタイルの変化、スマートフォンを通じた各種サービスの多様化やトレンドの移り変わりなど、環境変化に対応し、新たなユーザーの獲得や関係性構築の手法を確立していく必要があるとしている。

このような状況下、同社グループは持続的な成長を目指していくにあたり、「占い顧客基盤の拡充・強化」・「サービス提供・集客手法の多様化」・「新技術への対応」の3つを優先的に対処すべき経営課題と捉えている。

まず「占い顧客基盤の拡充・強化」については、潜在的な占いニーズを引き出す新たな形の占いサービスの提供、並びによりパーソナルな対応を可能にするコンテンツ・サービスの拡充を目指す。以上により、ユーザー層の拡大を図り、占い顧客基盤を中核としたCRMを絶えず強化し、同社グループの収益拡大と持続的な成長を行なっていくとしている。

「サービス提供・集客手法の多様化」については、株式会社ザッパラスグループの主力サービスが占いではあるのものの、多様化する市場に対応し、新規ユーザーを獲得していくため、サービスの提供・手法を再構築していくことが不可欠だとしている。そのため、動画を活用した占いコンテンツや、リアルイベントの開催など、新たな顧客体験を提供し、潜在ユーザー層のß拡大及び占いコンテンツファンの創出に継続的に取り組んでいくとしている。

「新技術への対応」については、同社グループが属するモバイルインターネット業界において、新技術の開発及びそれに基づく新サービスの導入が相次いでおり、非常に変化の激しい業界になっている。そうした中、同社グループが今後もユーザーにとって魅力的なサービスを提供し続けるために、これらの新技術を取り入れ、新しいサービスを迅速に展開してくことが重要だとしており、引き続き人材面での強化や新技術を持つ企業との提携・協業なども視野に入れていくとしている。