じげん 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 386億4800万 円
銘柄コード 3679(市場第一部(内国株))

じげんは東京都港区に本社をおく企業。
2006年に創業し、2008年よりライフメディアプラットフォーム事業を開始。
2012年、ユーザー課金事業サイトの開発・運営のため子会社「にじげん」設立。
求人・住まい・車・恋愛など、様々な領域でメディア事業を展開してきた。
2013年11月、東証マザーズに上場。
2018年、アップルワールドを買収し、旅行領域に本格参入。
2018年6月、東証一部に市場変更。

事業内容

株式会社じげんグループは、株式会社じげん及び同社の連結子会社15社で構成される。

中核となるライフメディアプラットフォーム事業では、提携する複数のインターネット・紙メディアの情報を統合して一括検索・一括反響が可能なアグリケーションメディア事業、アグリケーションメディアの運営で培ったノウハウを活用して特定の業種や地域を対象にユーザーと顧客を高精度でマッチングさせる特化型メディア事業、及びメディアプラットフォーマーとして培った顧客基盤を活用した事業等を展開し、人材、不動産、自動車、旅行といった生活に関わる幅広い領域においてサービス提供している。

これらはいずれもアグリケーションメディアを起点に派生しており、各サービスはユーザーや顧客(広告主)、メディア運営のノウハウ、従業員といった社内外の経営資源を共有し、相互に密接に連携。特に近年では、特化型のインターネットメディア事業やシステム事業を拡張性、制御性、持続性が高い「積み上げ型収益」として企業価値の源泉と捉え、その拡大に注力している。

また、株式会社じげんグループでは、ライフメディアプラットフォーム事業で培った知見を活かし、ユーザー課金モデルを中心とした新規開発サービスの展開を行っている。

事業領域

株式会社じげんの報告セグメントはグループライフメディアプラットフォーム事業のみで、この事業における注力分野は「人材領域」、「不動産領域」「生活領域」となっている。

「人材領域」は、「アルバイトEX」、「dジョブ」、「転職EX」などの求人に関連するアグリケーションメディアと株式会社リジョブ(美容、リラクゼーション、介護等の領域に特化した求人情報の提供媒体『リジョブ』を運営)、株式会社三光アド(東海地方に特化した求人情報の知恵協媒体『求人情報ビズ』等を運営)、株式会社ブレイン・ラボ(人材紹介会社、人材派遣会社向けの業務システム『キャリアプラス』、『マッチングッド』を運営)等から構成されている。

「不動産領域」は、『賃貸スモッカ』、『ミノリノ』、『引越し見積りEX』等の不動産に関連するアグリケーションメディア及び特化型メディアと『エリアビジネスマーケティングプロジェクト』、及び株式会社アイアンドシー・クルーズ(リフォーム工事を手掛ける工務店の提供媒体『リジョブナビ』等を運営)から構成されている。

「生活領域」は、『中古車EX』、『TCV』等の自動車に関連するアグリケーションメディア及び特化型メディアと株式会社アップルワールド(海外ホテル予約媒体『アップルワールド』等を運営)から主に構成されている。

その他、株式会社にじげんを中心に、コンシューマー課金サービス、事業化を検討している新規事業を運営している。

経営方針

株式会社じげんグループは、複数のインターネット・紙メディアの情報を取りまとめ、ユーザーに提供するライフメディアプラットフォーム事業を中心に事業を行っている。

今後はライフメディアプラットフォーム事業の対象領域の拡充による既存事業の拡大に加え、新しいビジネスモデルの事業への展開による新たな収益源の確保が重要だとしている。

対処すべき課題

株式会社じげんグループは、「ライフメディアプラットフォーム事業の収益拡大」、「組織体制の強化」、「運営サービス及び自社の認知度向上」等、8つの経営課題に取り組むとしている。

「ライフメディアプラットフォーム事業の収益拡大」に関しては、既存の事業領域において更なるデータベースの獲得による掲載案件数の拡大、及び検索機能の改善等ユーザー利便性の向上施策を継続的に行い、マッチングテクノロジーを進化させることで、ユーザー層の拡大につなげていく考えだとしている。また、株式会社じげんグループが持つマッチングテクノロジーや事業構築力を活かし、ライフメディアプラットフォーム事業がカバーする領域を拡大することにより、収益増も行っていくとしている。

「組織体制の強化」に関しては、事業及びサービス運営におけるバリューチェーンの内製化をより強化するため、従業員からの紹介制度の充実やソーシャルメディアを活用した方法等、採用方法の多様化を図り、事業規模や社内からの要望に応じた採用を適時行い、組織体制の整備を進めていくとしている。

「運営サービス及び自社の認知度向上」に関しては、株式会社じげんグループ自身のプロモーションを実施することがサービス全体の知名度の底上げ、M&A、アライアンスといったコーポレートアクションの選択肢拡大や優秀な人材採用に繋がるとの考えのもと、費用対効果を検討の上、多様な媒体を活用した広告宣伝及びプロモーション活動も視野に入れていくとしている。

この他、「システム安定性の確保」、「情報管理体制の強化」、「新しいビジネスモデルの展開」、「メディアやデバイスの変化への対応」、「海外市場への展開」を経営課題に掲げている。