大丸エナウィン【9818】 スタンダード(内国株式)

LPガス、住宅設備機器の販売、ミネラルウォーター「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」「スーパーバナジウム富士」の宅配、在宅医療機器レンタル、医療・産業ガス販売を展開。

大丸エナウィン【9818】 スタンダード(内国株式)

LPガス、住宅設備機器の販売、ミネラルウォーター「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」「スーパーバナジウム富士」の宅配、在宅医療機器レンタル、医療・産業ガス販売を展開。

事業内容

大丸エナウィンとそのグループ企業は、LPガスや住宅設備機器の販売を主軸に、ミネラルウォーターの宅配や在宅医療機器のレンタル、医療・産業ガスの販売など、多岐にわたる事業を展開しています。同社グループは、合計13社で構成され、リビング事業、アクア事業、医療・産業ガス事業の3つの主要セグメントに分かれています。

リビング事業では、「ぽっぽガス」として知られるプロパンガスの小売販売を行っており、家庭用から業務用、工業用まで幅広いニーズに応えています。また、エネルギー部門では、プロパンガスやブタンガス、石油製品の販売を手掛け、住宅設備機器の販売も行っています。

アクア事業では、同社のアクアボトリング工場で製造された「知床らうす海洋深層水純水ブレンド」(エフィールウォーター)や「スーパーバナジウム富士」などのミネラルウォーターを宅配しています。

医療・産業ガス事業では、在宅医療機器のレンタルや保守管理を提供し、医師の処方に基づく在宅酸素療法やCPAP療法(睡眠時無呼吸症候群治療)などをサポートしています。さらに、高圧ガスや産業機材の販売も行っており、医療・産業用途に対応しています。

これらの事業を通じて、大丸エナウィングループは、エネルギー供給から医療サポートまで、生活の様々な面で貢献しています。

経営方針

大丸エナウィンは、LPガス販売を中心に、ミネラルウォーター製造販売や医療・産業ガス販売など多岐にわたる事業を展開しています。同社は、リビング事業、アクア事業、医療・産業ガス事業を主要セグメントとし、これらの事業を通じて安定供給と快適な生活のサポートを目指しています。

経営戦略として、大丸エナウィンは事業ポートフォリオの構築に注力しています。各事業の自立と経営の効率化を図り、エネルギー自由化時代に対応する企業形態の構築を目指しています。また、営業力の強化やM&Aによる新規販売先の獲得など、拡大施策を積極的に実施しています。

新型コロナウイルス感染症の影響からの回復期にある現在、プロパンガスや宅配水の使用量増加が見込まれる一方で、医療用ガスの安定的な販売数量の伸びも期待されています。これらの環境下で、大丸エナウィンはライフライン関連商品やヘルスケア関連商品の安定供給を目指しています。

さらに、同社は経営上の目標達成状況を営業利益及び自己資本利益率(ROE)で評価し、8%以上のROEを目標としています。また、LPガスの販売環境の厳しさを認識しつつ、営業権の譲受けや新規LPガス供給設備投資、アクア事業や医療・産業ガス事業の拡大を通じて、収益の安定と成長を目指しています。

大丸エナウィンは、グループの連携強化と経営資源の効果的な投入により、リビング事業を維持発展させつつ、アクア事業及び医療・産業ガス事業を新たな収益の柱として育成していく戦略を推進しています。