事業内容
ヤマトインターナショナルは、繊維製品製造販売業と不動産賃貸事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。繊維製品製造販売業では、カジュアルウェアを中心に、カットソーニット、布帛シャツ、横編セーター、アウター、ボトム、その他小物雑貨などの製造・販売を行っています。
ヤマトインターナショナルの子会社であるヤマトファッションサービス株式会社は、物流業務を担当しています。この子会社は、商品の仕入先からの入荷、得意先への出荷、在庫管理などを受託し、効率的な物流サービスを提供しています。
不動産賃貸事業では、ヤマトインターナショナルは自社物件を活用して賃貸事業を展開しています。この事業は、資産の有効活用を目的としており、安定した収益源の一つとなっています。
経営方針
ヤマトインターナショナルは、顧客起点に立ち返り、「ものを創り 人を創り お客様と共に心豊かな毎日を創る」というミッションを掲げています。変化する市場環境に柔軟に対応し、顧客の不満や問題を解決することで、真のブランド「シン・ブランド創り」を目指しています。
同社は中期ビジョン「Yamato 2026」を推進し、基幹事業である「クロコダイル」ブランドの強化に注力しています。既存顧客の満足度向上を図りつつ、潜在顧客の獲得を目指し、デザイン性とトレンド性を重視した「クロコダイル コード」や、スポーツ業界の進化を取り入れた「スウィッチモーション クロコダイル」に注力しています。
また、オンラインショップを基盤とする「CITERA」や、米国発の「Penfield」、ハワイ発の「Lightning Bolt」などのブランド認知度向上にも力を入れています。これにより、ライセンス事業の拡大を図り、持続的な成長を目指しています。
ヤマトインターナショナルは、ROE(自己資本当期純利益率)の向上を重要な経営指標とし、株主資本の効率的運用と収益性の追求に取り組んでいます。これにより、株主への利益還元や資本効率の改善を図り、中長期的な株式価値の向上を目指しています。
同社は、収益率を高めるGMS分野、売上を伸長させるEC/CITERA分野、将来の成長基盤を確立する直営分野に注力しています。これにより、企業価値・ブランド価値・提供価値の拡大を目指し、次世代の潜在顧客を取り込む戦略を推進しています。