こころネット【6060】 スタンダード(内国株式)

葬儀施行、墓石・石材加工商品の卸売・小売、婚礼施行、生花・生花商品の卸売、冠婚葬祭互助会運営、装販部門による棺・葬祭用品の卸売事業を展開。

こころネット【6060】 スタンダード(内国株式)

葬儀施行、墓石・石材加工商品の卸売・小売、婚礼施行、生花・生花商品の卸売、冠婚葬祭互助会運営、装販部門による棺・葬祭用品の卸売事業を展開。

事業内容

こころネットグループは、葬祭事業、石材事業、婚礼事業、生花事業、互助会事業、およびこれらに付随するその他の事業を展開しています。同社は純粋持株会社として、グループ運営に関わる経営戦略企画や業績管理などを行っています。

葬祭事業では、葬儀施行や葬祭に関連する商品・サービスの提供を行っており、福島県、茨城県、栃木県に葬祭会館を展開しています。また、葬儀形態や会場に応じたパッケージプランを提供し、サービス品質の向上に努めています。

石材事業では、墓石や石材加工商品の卸売・小売を行っており、国内外で事業を展開しています。特に、デザイン性や耐震化に注力し、付加価値の高い商品を提案しています。

婚礼事業では、福島県内で異なるタイプの婚礼会場を運営し、挙式や披露宴の施行サービスを提供しています。また、ブライダルプロデューサーの資格取得を奨励し、質の高いサービスを提供しています。

生花事業では、生花や生花商品の卸売を行っており、グループ内外の葬祭事業会社や一般の生花小売店に対して供給しています。

互助会事業では、冠婚葬祭互助会の運営を通じて、会員に対して割安な料金でのサービス提供や会員特典を提供しています。

その他の事業としては、装販部門で棺や葬祭用品の卸売事業を行っています。これらの事業を通じて、こころネットグループは総合的な事業展開を行い、相乗効果を高めています。

経営方針

こころネットグループは、葬祭、石材、婚礼、生花、互助会事業などを展開し、総合的なサービスを提供している企業です。同社は、2030年ビジョンの実現に向け、「第4次中期経営計画」を推進しています。この計画では、マーケティングの高度化、生産性向上、価値創造のフレームワーク構築を目指しています。また、戦略的アセットマネジメントや事業開発を通じた業容拡大、人事戦略のブラッシュアップ、コーポレートガバナンスの充実など、経営基盤の強化にも注力しています。

同社は、収益性と資本効率性を重要な経営指標としており、2025年3月期には連結売上高経常利益率10.0%以上、連結自己資本当期純利益率(ROE)6.5%以上を目標としています。これを達成するため、人材の確保・育成、変化するニーズへの対応、営業エリアの拡大など、複数の重点施策に取り組んでいます。

具体的には、葬祭事業では多様な葬儀形態の提供、石材事業ではオリジナルデザイン墓石の開発、婚礼事業では施設の充実と独自性の高いサービスの開発、生花事業では生花商品の開発と供給、互助会事業では会員サービスの充実を図っています。また、コンプライアンス体制の整備やリスクマネジメントの強化、サステナビリティへの取り組みも重視しています。

こころネットグループは、これらの戦略を通じて、持続可能な成長と企業価値の向上を目指しています。