モダリス 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 424億8800万 円
銘柄コード 4883(マザーズ(内国株))

株式会社モダリスは東京都中央区に本社を置く会社。2016年1月にエディジーンとして設立。2019年「モダリス」に変更。主な事業内容は希少疾患に対する遺伝子治療薬の開発。ゲノム編集技術を基に創薬プラットフォームCRISPR-GNDMを用いてパートナー企業と共同研究・開発を実施。企業理念は「すべての命に、光を」


事業内容とビジネスモデル

沿革・会社概要

株式会社モダリスは東京都中央区に本社を置く医薬品開発企業。2016年森田晴彦によってエディジーン株式会社として創業。2017年アステラス製薬株式会社とCRTSPR-GNDMを用いた共同研究契約を締結する。同年、富士フィルム株式会社を含む数社を引受先とする出資契約を締結する。

2018年経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラムに選定。2019年商号を株式会社モダリスに変更。同年、アステラス製薬株式会社と遺伝子治療薬開発のライセンス契約を締結。また、エーザイ株式会社とCRTSPR-GNDMを用いた共同研究契約を締結。

事業内容

モダリスグループは遺伝子コードやエピジェネティクスのエラーによって生じる遺伝子疾患に対して、独自のプラットフォーム技術であるCRTSPR-GNDMを用いた遺伝子治療薬開発を行っている。遺伝子治療薬開発は自社モデルパイプラインと協業モデルパイプラインの2つのビジネスモデルで事業展開している。

自社モデルパイプライン

モダリスグループがCRTSPR-GNDM技術を用いた治療薬開発を行い、ある段階でライセンス契約を結び、パートナー企業にその後の開発と販売をバトンタッチするビジネスモデル。

協業モデルパイプライン

パートナー企業と共同研究ライセンス契約を結び、CRTSPR-GNDM技術を用いた治療薬開発を共同で行い、一定の段階でパートナー企業にその後の開発と販売をバトンタッチするビジネスモデル。

経営方針

モダリスグループのプラットフォーム技術CRTSPR-GNDMを用いた創薬によって、希少疾患である遺伝子疾患の治療薬を生み出す。企業理念「Every life deserves attention(すべての命に、光を)」のとおりに病気で希望を失わずにすむ社会の実現に貢献していく。

経営戦略

独自の創薬プラットフォームシステムCRTSPR-GNDM技術を活用し、遺伝子治療薬を生み出すことで、数千あるといわれる遺伝子疾患で苦しむ人々に貢献し、新しい創薬技術として「遺伝子治療」、「ゲノム編集治療」市場の創造に貢献していく。

対処すべき課題

モダリスグループでは持続的な成長のために下記課題に取り組むとしている。

研究開発活動における課題

創薬プラットフォームシステムCRTSPR-GNDMにより創出される遺伝子治療薬の活用は、これまで困難であった希少疾患への医薬品開発に対して大きな可能性を秘めている。モダリスグループは、CRTSPR-GNDM技術の優位性を確保し続けるために、国内外の製薬企業および研究機関と共同開発を推進し、体制強化・知財ポジションの強化に努めていく。

営業活動における課題

CRTSPR-GNDM技術を利用した治療薬をより多くの疾患に対して提供するためには、「幅のある創薬」「バリューチェーンの補完」を実現する必要がある。モダリスグループはパートナー企業と、より多くのターゲットに対する共同研究開発を実現する体制を構築し、研究成果物のライセンス契約を進めることで販売までの道筋を作っていく。

内部管理・統制における課題

創薬によって社会貢献するために、コーポレート・ガバナンス強化が重要な課題となる。研究開発の適正な意思決定と運営管理を行い、経営の健全性・透明性を高めることで安定的かつ持続的に治療薬を生み出していく。

資金調達における課題

CRTSPR-GNDM技術による創薬を実現するためには資金調達を確実に行う必要がある。資金調達手段の確保・拡充に向け、株式市場からの必要な資金の獲得、銀行からの融資、補助金等を通じて、開発に必要な資金の調達を図っていく。

人材の獲得における課題

創薬開発の加速、適応疾患の拡大等に応じて、適切かつ十分な人材の確保に努めていく。


有価証券届出書(新規公開時)(提出日:2020年6月26日)