関通 事業内容・ビジネスモデル

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時価総額 131億200万 円
銘柄コード 9326(マザーズ(内国株))

関通は大阪府東大阪市に本社を置く企業。1983年7月に達城久裕氏が個人で軽トラックでの貨物運送サービスの提供を開始。2009年7月に「開通」に商号変更。2020年3月に東京証券取引所マザーズに上場。主な事業として、物流サービス事業(販売商品の入庫、在庫管理及び出庫等の配送センター業務を代行するEC・通販物流支援サービス)、その他事業を展開。


事業内容とビジネスモデル

沿革・会社概要

株式会社関通は、大阪府東大阪市に本社を置く、物流サービスを提供する企業。1983年、達城久裕氏が個人で軽トラックでの貨物運送サービス(軽サービス)の提供を開始したことに始まる。1986年、軽サービスを有限会社軽サービスに改組。倉庫業、物品販売事業に参入。2019年には楽天株式会社と資本・業務提携を行っている。2020年3月、東京証券取引所マザーズに株式上場。

事業内容

関通は、主にEコマースおよび通信販売事業を展開する顧客の販売商品の入庫、在庫管理および出庫等の配送センター業務を代行する『EC・通販物流支援サービス』を主たるサービスとして物流サービス事業を展開している。物流サービスを提供するなかで、新しいサービスとして、受注管理業務代行サービス、倉庫管理システム『クラウドトーマス』やチェックリストシステム『アニー』などのソフトウエア販売・利用サービス、また外国人技能実習生教育サービスなどへと事業を展開する。

物流サービス事業

『EC・通販物流支援サービス』は、Eコマースおよび通信販売事業を展開する顧客の販売商品の入庫、在庫管理および出庫等の配送センター業務を受託し、代行して配送センター業務を行うサービスである。

『受注管理業務代行サービス』は、EC・通販物流支援サービスの上流工程に位置し、Eコマースにおける購入者の注文内容を確認し、電子メール対応や入金確認、出荷指示データ作成等の業務を受託している。

『ソフトウエア販売・利用サービス』では、関通で開発して利用し、成果につながったソフトウエアを顧客に利用してもらうサービスである。

『物流コンサルティングサービス』では、EC・通販物流支援サービスで培われたノウハウを活用し、物流現場改善による生産性の向上による効率化を目的としたサービスを提供する。

『楽天スーパーロジスティクスサービス』では、楽天株式会社が、主に楽天市場の出店者向けに提供する物流サービスを受託している。

その他の事業

『外国人技能実習生サービス』では、ミャンマーから外国人技能実習生の受入れを行う際に、ミャンマーで行った現地教育カリキュラムを顧客にも利用してもらうサービスである。その他の教育サービスにおいては、障がいを持った子ども向け教育事業として、放課後等デイサービスの教室を運営している。

経営方針

創業の精神として、「役に立つ。社会にとって役立つ自分を形成し、全員営業全員製造の精神で社会に貢献する。」を掲げる。

経営理念として、「われわれは、お客様に喜ばれる仕事を通じて、世の中の発展と繁栄に貢献し、あわせて全員の成長をこいねがう、運命共同体としての同志と、 お客様第一主義
我が社の成長と安定に全力をつくし
全員の物と心の向上に努力する
『出来る』を『出来た』

以上、4つの理念を行動指針として、広く社会に奉仕する。」を挙げている。

また、「準備、実行、後始末。」を重点行動とする。

経営戦略

経営者および従業員等の「人的経営資源」、設備および資金等の「物的経営資源」、ならびに情報、ノウハウ等の「情報的経営資源」の展開を、グループの事業ドメインである「物流サービスを中心とした事業活動の改善サービスの提供」に集中的に展開する「集中戦略」を採用している。今後においても、既存サービスとの相乗効果によるサービスの提供機械の増加を図り、異業種への事業多角化を図るよりも低リスク利益貢献の可能性が高い事業展開を推進する。

経営環境

2018年のBtoC-EC市場規模は、18.0兆円で、EC化率は6.22%であり、物販系分野におけるBtoCのEC市場規模は2017年の8.6兆円から2018年には9.2兆円に推移しており、国内GDPの実質成長率を上回る伸び率となっている。

事業上および財務上の対処すべき課題

「人材の獲得および育成」、「物流事業を中心とした新しいサービスの創出」、「継続した改善活動による物流品質の向上および新しいノウハウの蓄積」を挙げている。


2020年2月期 有価証券報告書(提出日:2020年5月28日)